概要
- ゲームストップは電子商取引大手のイーベイに560億ドルでの買収を提案した。直前終値に対して約20%%のプレミアムを上乗せした水準だと説明した。
- ゲームストップは90億ドルの現金と、TD銀行による200億ドルのデットファイナンスの確約をもとに買収を進めており、必要なら委任状争奪戦も検討していると伝えた。
- WSJの報道後、時間外取引でイーベイは11.82%%高の116.37ドル、ゲームストップは6.33%%高の26.53ドルを付けた。
期間別予測トレンドレポート



米ビデオゲーム流通大手のゲームストップ(GameStop)が、電子商取引大手イーベイ(eBay)の買収を560億ドルで提案した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が5月3日に報じた。
ゲームストップのライアン・コーエン最高経営責任者(CEO)はWSJの取材に対し、イーベイ株を約5%保有しており、1株125ドルで現金と株式を組み合わせる形の買収案をイーベイに示したと説明した。直前営業日の通常取引終値104.07ドルに約20%のプレミアムを乗せた水準となる。
コーエンCEOは、イーベイはアマゾンの競争相手になり得ると強調した。数千億ドル規模の企業に成長でき、現在より高い企業価値が認められるべきだとも語った。ゲームストップの実店舗網とイーベイの電子商取引プラットフォームを組み合わせれば、事業規模を拡大する相乗効果も見込めると付け加えた。
同CEOによると、ゲームストップは90億ドルの現金を確保している。イーベイ買収の実現に向け、TD銀行から200億ドルのデットファイナンスを供与する確約も得たという。
コーエンCEOは、イーベイ側が提案を拒めば、株主に直接働きかける委任状争奪戦に乗り出す考えも示した。ただ、6月開催予定の定時株主総会に向けた取締役候補の推薦期限はすでに過ぎており、この点が不確定要因になる見通しだ。
市場はひとまず、ゲームストップによるイーベイ買収の可能性を低くみている。ゲームストップの時価総額が120億ドルと、イーベイの460億ドルの4分の1程度にとどまるためだ。WSJは、事実上の「ダビデ対ゴリアテ」の戦いだと報じた。
WSJの報道後、両社株はナスダックの時間外取引で急伸した。イーベイは11.82%高の116.37ドル、ゲームストップは6.33%高の26.53ドルをそれぞれ付けた。
イ・ミア記者 mia@hankyung.com

Korea Economic Daily
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