ゴールドマン・サックス、コインベースの投資判断を '中立→買い' に引き上げ
米国の投資銀行ゴールドマン・サックスが仮想資産(暗号通貨)取引所コインベース(ティッカー: COIN)に対する投資判断を従来の '中立(Neutral)' から '買い(Buy)' に引き上げた。 現地時間の5日、The Blockによると、ゴールドマン・サックスは2026年のセクター見通しレポートで「コインベースに対する投資判断を中立から買いに引き上げる。目標株価は303ドル」と伝えた。これは最近の安値225ドルに対して約34%の上昇余地を意味する。 ただし、銀行側は仮想資産業界全体に対して楽観的というよりは、「選別的に建設的(selectively constructive)」という表現を用い、銘柄ごとの差別化を強調した。 レポートは競争の激化と金利感応度を主要な変数として指摘した。ゴールドマン・サックスはこのような環境下で、2026年のコインベースの実際の営業体力に相当する収益性指標(調整後EBITDAマージン)が大幅に改善するというよりは停滞する可能性が高いと分析した。取引手数料中心の構造から脱却できない事業者は収益性の圧力を受ける可能性があることも言及した。 それでもなお、コインベースに対する評価は比較的ポジティブだ。ゴールドマン・サックスは「コインベースが単純な現物取引を超えてカストディ(受託)、ステーキング、サブスクリプション型サービスなど、いわゆる '構造的(structural) な仮想資産ビジネス' へ事業ポートフォリオを拡大している」と評価した。当該部門の売上比率は現在約40%の水準で、5年前の5%未満だったものと比べれば構造的な変化であるという説明だ。 このような事業群は現物取引に比べてボラティリティが低く、制度的な金融との結びつきが拡大した場合に恩恵を受ける可能性が高い点から中長期の成長動力とみなされた。実際にレポート発表後、コインベースの株価はビットコインが9万4000ドル台を回復した中で1日で約7.5%上昇し、目標株価に一歩近づいた。
