「イーサリアム、3,100ドル近辺でボラティリティを圧縮…方向性が近い兆候」
イーサリアム(ETH)は、明確なトレンドがないまま値動きの幅が縮小する局面に入っており、短期的に大きな動きが差し迫っているとの分析が出ている。足元の価格推移は静かだが、テクニカル面ではエネルギーが蓄積されているとの見方だ。 12日、暗号資産(仮想通貨)専門メディア「イーディーニュース」によると、イーサリアムは今月初めの急落後、3,100ドル近辺で下値支持を形成している。価格は上昇トレンドライン上で繰り返し反発する一方、上値では下落レジスタンスラインに抑えられ、レンジが徐々に狭まっている。 直近の取引では、限定的な上下動が続いている。調整のたびに買いが以前より早い水準から入り、安値が段階的に切り上がっている点が特徴だ。出来高も減少しており、分散というよりは様子見局面に近いとの解釈が出ている。 市場では、足元の動きは典型的な「圧縮局面」に当たるとみている。高値は限定される一方で安値が切り上がる構造が維持されており、方向性が定まれば急激な値動きが出やすいという。 暗号資産トレーダーのゲインミューズは「イーサリアムは短期のボックス圏を上抜けた後、その水準の上で価格を維持している」とし、「上昇トレンドラインが維持される限り、テクニカル構造は依然として前向きだ」と分析した。 焦点は3,080〜3,120ドルのゾーンだ。この支持帯が維持されれば、上値抵抗の突破に向けた圧力が引き続き積み上がる可能性があるとの見方だ。逆に上昇トレンドラインを割り込めば、再びボックス圏または調整局面へと視線が移る可能性があるとの分析も示された。 市場では、イーサリアムが目先は大きく動かないものの、価格構造上、近く方向性を示す可能性に注目している。
